Monthly Archive for 1月, 2010

石老山 落ち着いた佇まいでした

先週の矢倉岳ではアイゼンがなくてビビリましたが、よほど緊張して脚に負荷をかけたのか週の半ばまで筋肉痛でした。
というわけで、この週末はのんびり山歩きを楽もうと相模湖町の石老山に行ってきました。(2010/1/23)

相模湖駅から三ヶ木行のバスに乗り10分ほどで石老山入口バス停に到着。このあたりは県の登山道整備が進められているらしく、只今工事中の立派な公衆トイレも完成を待つばかりでした。

車道をしばらく歩くと相模湖病院があり、ここの脇に登山道入口があります。

登山道は、山の中腹にある顕鏡寺の表参道でもあって、大きな杉と苔むした巨岩や奇岩が続き、まるで深山幽谷の世界に踏み入れたようです。

縫うように岩を登っていくと、ほどなく顕鏡寺に到着。古刹の雰囲気漂う境内で小休止しました。

顕鏡寺から20分ほど歩くと融合平見晴台に出ました。テーブルやベンチが数基あって、相模湖方面の眺望がすばらしく、陣馬山やその向こうに生藤山が一望できました。
石老山では、この他にも見晴らしのよいところには必ずベンチが設置されていて、一休みして眼下の景色を眺めることができるのが嬉しいです。

融合平でしばし一服した後、山頂を目指します。明るい尾根が続き、勾配も緩やかになってきました。頂上手前で一旦下り、木の階段を登り返すと石老山の頂上に到着しました。
山頂は丹沢方面に視界が開け、大室山の奥に富士山を眺めることもできました。ここにもベンチやテーブルが数基あり、ゆっくり休憩できます。

大休止の後、帰路は大明神展望台方面に向かいます。頂上から少し下りたところの分岐を右に、階段のある急坂を下ります。尾根道を小1時間行くと小さな赤い祠とベンチがある見晴台に到着。ここはそれほど展望はよくありません。
先客の女の子二人連れのハイカーがいたので「ここが展望台ですか?」と聞いてみると、ここは大明神山とのこと。展望台は少し先ですよと教えてくれました。

なるほど、5分ほどで大明神展望台に到着。360°見渡せそうな立派な鉄製のデッキがありました。残念ながら中高年の団体さんに占拠されてデッキには入れず。団体さんはここで昼食にするらしく、待っていても空きそうもないのでスルーして下りることに。

登りのときと同じく下りも、中腹を過ぎたあたりから麓に近づくにつれ巨岩巨石の間を縫うように下ります。あまりにも大きな岩があちこちにあるので、なんだか自分が魔法をかけられてミニサイズになったような・・・。

鼠坂→という道標に従って下りていくと林道に合流。林道を道なりキャンプ場のバンガロー間を抜け、車道に出て20分ほど下ればピクニックランド前のバス停に出ます。

石老山、奇岩の道、苔むした巨木、明るい尾根歩きと変化に富んでいながらも、何か落ち着いた佇まいのいい山でした。地元の山ですが、気持ちよく上れるように整備して下さっている方々に感謝しています。

(コースの記録)
相模湖駅発三ヶ木行バス(8:41)→石老山入口バス停(8:50)→相模湖病院脇登山道入口(9:01)→顕鏡寺(9:21~9:30)→融合平見晴台(9:52→10:05)→石老山山頂(10:30~10:50)→大明神山(11:25)→大明神展望台(11:30)→林道合流登山口(11:55)→箕石橋(相模湖休養村入口)(12:02)→ピクニックランド前バス停(12:20)

アクセスが急増!?

昨日のアド街、小田原だったんですね。
お陰様というか何というか、「小田原 山一 かまぼこ」というキーワードで、ここへのアクセスが大変なことになってしまいました。
まぁ、すぐに沙汰止みになるでしょうが、なんとなく少し嬉しい・・・ :roll:

厳冬の矢倉岳~足柄古道を行く

1月13日に丹沢では積雪があったとのことで、雪の無さそうな矢倉岳に行って参りました。(2010.1.16)
矢倉岳は約1ヶ月ぶり。前回は初冬とはいえ春のようなポカポカ陽気でしたが、今回はどうでしょう。

例によって、矢倉沢(本村)から登りました。

ほとんどの低木が葉を落としている中で、中腹に多く生えているアオキの緑が目にも鮮やかです。実も赤く色づいて、そこだけ冬じゃないみたいです。

てなことを思いながら久し振りの急登を登り終え、頂上まであと一息のところまで来ると・・・。
なんと、矢倉岳でも雪が降ったんですね。すでに踏み固められて滑りやすくなってました。

麓ではあんなに晴れていたのに、頂上まで来たら雲が出てきました。富士山は雲の中でまったく拝めず。金時山にもうっすら雪が積もっているのが分かります。
「矢倉岳にしておいて良かった」と思ったのも束の間・・・

下山しようと万葉公園方面へのルートを下り始めると、いきなり積雪!
写真では分かりづらいですが、頂上から続く急勾配の箇所はほとんどアイスバーン状態。
どうしよう :sad: アイゼンなんか持ってないぞ。

でも進まなきゃ始まらないので、文字通り這々の体でなんとかクリア。万葉公園まで無事下山できました。
今回は、ここから足柄古道を通って地蔵堂まで下りることにしました。足柄古道は今回初めて通ります。

古道の起点、足柄峠まで行くのはかなり遠回りになるので、このまま県道を下り、途中から古道に入ることにしました。

10分ほど下ると「足柄道→」という標識があり、そこから古道に入ることができました。
石畳の道やほとんど登山道といった感じの道を下ります。

見晴台の四阿(あずまや)付近。古道は、県道を縫うように地蔵堂方面へと下っていきます。

ようやく地蔵堂付近まで下りてくると、空から白いものがちらほら降ってきました。
こう寒いときは、やっぱり締めくくりは「万葉うどん」でしょう!
カレーうどんを待つ間、大根の酢漬けで純米酒「足柄古道」を一杯、いや二杯。・・・浸みました。

陣馬山、なかなか良山でした #2

前回からの続き。

階段を登り終え、その先の高台に上がるとそこが陣馬山の頂上でした。
わぁ! :o 360°の大パノラマが広がっています。
ところで、藤野町15名山ってのがあるんですね。そんなに名山を決めなくていいのに・・・という気がしなくもないです。

陣馬山ときたら、やっぱりお約束の白馬でしょう。

富士見茶屋さんのバルコニーからは、お店の看板どおり立派な富士山が望めました。

帰りには陣馬の湯に寄ろうと決めていました。陣馬の湯のある栃谷地区へは栃谷尾根のルートが早そうでしたが、もう少し歩きたかったので、景信山方面に向かう尾根(関東ふれあいの道)の途中にある奈良子峠から奈良子尾根を下ることにしました。

分岐には「奈良子峠」という標識が出てないので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうです。下の写真では分かりにくいですが、栃谷鉱泉3.2kmというのが陣馬の湯と思われ、右に折れると・・・。

やはり正解。標識の支柱に小さく「奈良子峠」とありました。温泉マークと陣馬の湯が朱書きしてあるのが目を惹きます。

途中にあった馬頭観音の小さな石仏。文政九戌年と銘記されていました。その昔、栃谷の集落から奈良子峠を越えて八王子まで、馬で荷駄を運搬した道だったということが伺えます。

途中で栃谷坂沢林道の舗装路を渡り、ふたたび尾根道を下ります。

ようやく栃谷地区に下山。奈良子尾根登山口ということで公衆トイレが2基設置されていました。
度々でてくる朱書きの「陣馬の湯を経て」の標識が少しくどいなぁ。温泉に入らないと藤野駅に戻れないような気がするのは私だけでしょうか?

陣馬の湯は、3軒ほどの鉱泉宿が点在しています。事前に調べたところいずれも日帰り入浴可でした。今回は、尾根の下り口から一番離れた、反対にバス停や藤野駅に一番近い陣谷温泉に立ち寄りました。

どうです?この檜風呂。宿の自慢とのことで4年に一度作り替えるそうです。
たしかに清潔感あふれ、木の香が漂ってくるようでした。大きく取られた窓からの自然採光も明るくていいです。窓の下には栃谷川が流れ、ちょっとした渓谷の露天風呂のような気分が味わえました。

陣谷温泉からバス停までは徒歩で20分ほど。(バスは1時間に1本と便が悪いです)
さらに藤野駅までは徒歩で30分かかりますが、バスは45分待ちということで駅まで歩いて帰りました。

今回初めての陣馬山でしたが、なかなか良山じゃないですか!
程よく登りごたえもあるし、頂上は整備されていて気持ちよく過ごせます。
ルートもいろいろあり、ここを起点や中継点として生藤山や景信山、高尾山とのコラボもできるし、楽しみが広がる山ですね。

陣馬山、なかなか良山でした #1

今年からは少し山域を広げてみようという思いもあり、その第一弾として「陣馬山」に行って参りました。(2010/1/9)
でも陣馬山って、実は私の住む相模原市と八王子市にまたがる、いわば地元の山なんですよね。

今回は、神奈川県側の藤野町を起点に、上りは一ノ尾根で、下りは麓にある陣馬の湯に寄り、一風呂浴びて帰ることにしました。

藤野町へは、JR横浜線、中央本線と乗り継ぎます。いつもの小田急線の通勤型車両と違い、高尾から中央本線の各駅停車は垂直シートのボックス席。いかにも登山列車っていうムードで弥が上にも気分が盛り上がります。藤野駅から登山口に向かうバスは、3連休初日ということで満員。およそ5分で陣馬山登山口バス停に到着しましたが、降りたのは私を入れて3人だけ。残りの人はこの先の終点、和田登山口から登るのでしょうか。

バスを降り道路を渡ると陣馬山登山口の立派な標石がありました。この先すぐのY字路を左に行くと一ノ尾根です。(右へ行くと栃谷尾根や今回下山に使った奈良子尾根の登山口に行きます)

20100109-1

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分岐からしばらくは急な舗装路を登っていきます。かなり上まで人家が続き、なかなか登山口らしきものが現れません。途中で登山口を見落としたかな?と不安になった頃ようやく「←至陣馬山」と書かれた標識がありました。
一ノ尾根ってかなりメジャーな登山道だと思うのですが、標識はかなり素朴です。

20100109-3

登山道に入るといきなり急登が始まりますが、その後はなだらかな尾根道が続きます。

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ホッとしたのも束の間。しばらく行くとこんな看板が・・・この先辛い登りが続くのかなぁ・・・。

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すると、根気を入れるまでもなく富士山が顔を覗かせました。

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明け方は冷え込んだようです。ところどころ霰の降ったあとがありました。

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見上げるとすばらしい青空。はやく頂上に着かないかな。

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山頂まではジグザグの登りと平坦な道の繰り返し。緩急織り交ざった気持ちのいい道が続きます。

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頂上直下には木組みの階段が続きます。ついつい急ぎ足になりますが、乳酸がたまった脚は軽快に上がってくれません。あともう少し・・・。

20100109-11

#2に続く。